Brief Candle
Lyric
君の涙 零れ落ちた
止まない雨に絶望しないで
真実が顔を覗かせる
指先でそっと隠した
赤い光 滲んで混ざる
警告音 僕を阻んだ
掻き消えていく罪ならば
この痛みが消えない罰
それは もう見えない
模細工の中 君を綴じ込めていた
いつか 風が攫った
白い幻 僕はまだ 儚い
狭い部屋に閉じ籠もって
群れた影に気は狂えど
社会の壁は幾重に君に
二度と消えない傷を負わせた
それは もう消せない
起ち上がる勇気を僕にくれたから
涙 も飲み込んだ
白い幻 僕はただ 儚い
心の奥底から
この想い解き放って
鮮やかな涙の跡
僕を抱き締めた
それは 声にならない
白日の夢 僕を象った結晶
君は とても眩しい
白い幻 僕はもう 儚い
僕は この刹那さ
君の声を 心に抱き締めながら
だけど 少し寒いよ
寂しいんだよ
白いベールを被って
何も見えなくなって
大事なモノもなくして